被災者の方々へ
関係・関心のある方々へ
未曾有の東北関東大震災に見舞われた方々に衷心よりお見舞い申し上げます。
被災地においては、天候、食事、ライフライン等の極めて不自由な環境のなかで、筆舌に尽くし難い状況におられると思います。
その様な環境下で、衝撃的な震災の瞬間の後に、中長期に亘る健康管理が極めて大切です。目下、災害地関連疾患の一つに、旅行者症候群(いわゆるエコノミークラス症候群)が多発しています。
現地調査では、20%以上、車中泊避難者には50%もの静脈血栓症が発症しているようです。この旅行者症候群は、その震災直後から被災地での生活が長引くと共に増え続けます。
さらに、血管手術、心臓弁置換術、外科手術などで抗凝血薬を使用しておられる患者の方々への薬剤投与中止期間が長引くことで、重篤な塞栓症につながることが予想されます。この緊急対策として、運動、水分補給が第一に必要となります。
血栓や栓子を主題とする当学会として、この事を被災者の方々へお伝えし、対策喚起を一刻も早くしたいと考えています。
被災者の方々の健康救済となるように、また医療チームやボランティアの方々の活動、指針の一助になればと考え、緊急ポスターを発信いたします。知人、友人、行政関係等々、あらゆる手立てを尽くして、被災者の方々へこの注意喚起のポスターが届くようにして頂きたいと思います。
被災地の方々に迅速にお知らせするために、皆様の一段の御協力をお願い申し上げます。
【緊急】 エコノミークラス症候群予防の方法
(PDFファイル)
日本栓出検出と治療学会(Embolus学会)
理事長 古幡 博
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